シャネル レベージュ クールから見る!パーソナルカラーによる発色の特徴分析

どこにまとめよう、どんな風に書くとわかりやすいかな?と悩んでいるうちに、随分と時間が経ってしまいました。
そんなこんなで様々な方が見解を述べられていましたが、個人的には「パーソナルカラーの何タイプ向き!」以上に「すごくクセが出るアイテムで面白いな」という気持ちがどんどん強くなったので、こちらにひっそりと書いてみようと思います。

こちらが話題の「シャネル レベージュ パレット ルガール クール ドゥ シャネル」
通称(?)レベージュのクールです!

こちらのアイシャドウ、パーソナルカラー分類だと様々な見解があります、面白いほどに。
個人的には冬春や冬秋のブルベやや強め、彩度も濃さもある程度欲しい方向きだと感じていましたが、夏向きの見解も結構あり。

ここで「えーーー!?どう見たって冬でしょ!?」と批判をするのは簡単ですが、私の経験や色彩理論を活用してむしろ検証してみたくなりました。そうすることで夏向きの見解も理解できました。うーーん!!研究と分析大好き!!!(T特化のINTP)

よく「コスメは人によって発色が違うから!!!感覚が近い人を参考にするのがいいですよ!!!」なんてお話ししていますが、まさにそれが強く出るアイシャドウだと感じました。

まずはこちらをご覧ください

まず、①と②を見比べてほしいのです。
真ん中の色を比較すると、②の方が明るく見えませんか?

また、③と④を比べると、③の真ん中の方が黄み強めに見え、④の真ん中の方が青み強めに見えませんか?
①②③④全体で見ても、真ん中を比較すると、②は明るく、③はやや黄色く、④はやや青く見えると思います。

ちなみにですが、①②③④真ん中の色は全て同じ色です。
周りの色との調和や対比でほんのり違った色に見えます。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、これがレベージュ クールでもまさに起こっていると私は考えました。

パーソナルカラーに落とし込みましょう

スクロールが面倒だと思うので、もう1回画像を貼っておきますね。
真ん中の色をアイシャドウ、周りの色を肌色やタイプに置き換えると、内容を理解しやすくなると思います!

①と②はざっくり肌トーンの話に置き換えることができ、これがまさに夏向きか冬向きかで分かれるポイントです。

冬派と夏派をざっくり見たところ(資格所有によって修正した方は最初の見解でカウントしています)、「ブルベ夏向き」と分析する方は割と肌トーンがしっかりとしたタイプの方が多く、「ブルベ冬向き」と分析する方は割と肌トーンが明るめの方が多い印象でした。

図の②だけ真ん中の色が明るく見えるなんて書きましたが、なるほど、トーンがしっかりめの方だと夏の色に発色するのか!と納得しました。どちらが正解か?ではなく、タイプによって発色や見え方が違うので、自分に近い人の見解を参考にするのがおすすめというのが、個人的な意見です。

ちなみに③はブルベ、④はイエベを表しています。
③が他よりも少し黄色く見えるのはまさに「私が塗ると思ったよりも青みが出ない…」とブルベの方がよくおっしゃる現象、
逆に④が他よりも少し青く見えるのもまさに「私が塗ると思ったよりも黄みが出ない…」とイエベの方がよくおっしゃる現象に近いと思います。

背景は同じまま、真ん中の色を結構青みカラーと黄みカラーに変更してみました。

基本的に同じような見え方ですが、③④に関しては多少色補正はかかるものの、振り切っている色はイエベブルベどちらに塗っても「上の色はブルベカラー、下の色はイエベカラー」と全員の判断がブレることはまずないと思います。

ではなぜ最初の色だけやたらと変化して見えたかと言えば、ズバリ!中の色が特別黄みも青みも強くない色だからです!
こういった色の多くは、どイエベの方が塗れば「これ青いね!ブルベ向き!」となるでしょうし、逆に私も含むどブルベの方が塗れば「おお!これは黄み!イエベ向き!」となるでしょう。

さらにトーン補正もかかる色であれば、ブルベ色ならばこのシャドウのように「ブルベ夏向き!」という方と「ブルベ冬向き!」という方に分かれるでしょうし、イエベ色なら例えば「明るめのイエベ春向き!」という方と「強めのイエベ春向き!」という方に分かれるかもしれません。

だからこそ、何度でも言いますが!!コスメの分析においては絶対的な正解があるわけではなく、活用していく上で大切なのは「自分と近い発色や感覚の人を見つける」ということです。

今回は結構理論を掘ってみたのですが、いかがでしょうか?
よろしければぜひX(旧Twitter)やインスタストーリーなどで感想を聞かせてください♡

そして最後に、こういったことをもっと提供できるよう今年は頑張ります。

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